うさぴんの郷

うさぴんの郷へようこそ。ここは自称アートコレクターのブログです。主な購入先はインターネットオークションです。

2020-01-01から1年間の記事一覧

道端の石を拾うように…

最近、美術品が高騰しているように感じる。しかし、リアリズムやコンテンポラリーの有名作家や若手作家を中心に上がっていて、私が数万円、数千円で買った菅さんや磯辺さんの作品も価格がぐんと上がっている。(正直、菅さんは価格が下がりすぎていた感があ…

四方田草炎の素描

四方田草炎という画家の素描作品で、画題は熟前柿。 名前と作品は洲之内徹の本で見たことはあったが、実物を見たのはこの作品が初めてである。柿の表面の模様や葉の印影の丁寧な表現は、見応えは充分にあり、これで数千円は安い買い物だろうと思う。 マット…

アートの共同保有

アートの共同保有について少し気になったので、調べてみましたが、投機商品的な側面が強いように感じました。扱っている作品は有名どころがほとんどですが、すでに天井圏に達している作家(よく言えば作品価格が安定している)の作品である為、驚異的な値上が…

村山槐多考

村山槐多の新発見作品、最初は非常に怪しく思えていた。贋作が多数紛れ込んでいると思ったからだ。贋作と言っても無銘の古い絵に後からサインを後付けしたもので、それなら作風がバラバラというのも納得出来るのだが、村山槐多に似た無銘作品がそこら辺にあ…

村山槐多

昨年新たに発見された村山槐多作品として話題になった中の一枚、油彩による大島風景が毎日オークションの注目作品に出ていた。ネット上の画像ではあるが額に入った状態で見るのと画集で見るのとでは大分違う印象になるから不思議だ。額は決して豪奢なもので…

愛知県での地蔵等の放火事件について

愛知県弥富市で起きた地蔵や狛犬などの放火事件にショックを隠せない。観音堂と中に収められていた仏像も全焼したとのこと。どんな理由にせよ、身勝手な盗難や放火などが横行すればこの様な文化財は消失してしまう。こういった文化財は地域の歴史を知る上で…