松坂屋の優美展

今日、松坂屋の7階で開催されていた優美展という即売会に行って来ました。
松坂屋のチラシで見たときからすでにハズレ臭が漂っていましたが、案の定、ハズレ作品がありました。
物故巨匠の一点ものは全体的に価格は高いが、作家によって質にばらつきがあります。
ちなみにハズレはルドンの素描です。
作品からは何も感じとることができず見た瞬間、ダメだな、と思いました。
会場の隅の方にあった石黒賢一郎さんの油彩が印象的でした。
最初は石黒賢一郎さんの作品とはわからなかったのですが、見るなり、これは欲しいなと心の中でつぶやいていました。

ヴラマンクや香月、ウォーホルの原画、ルオーなどは良い作品でした。

版画は質が安定していたのが多くありましたね。
価格は高いですが…。
ピカソのサルタンバンクやムンク、ゴーギャンのポーラ版など珍しいものもありました。
ルノアールのムール貝のカラーリトもありました。
全体的に状態は抜群に良い作品が多いでした。


個人的にはピカソとゴーギャンはオークションで買ったほうが良いと思います。