今西中通

今西中通は知名度はそこそこかもしれません。
私も名前をしったのは2008年か2009年と最近です。夭折画家だからなのかはわかりませんが油彩はあまり見かけません。
かわりに水彩やデッサン、スケッチを多く見かけます。簡単なスケッチでも丁寧に描かれた作品もあります。
力のある作家だと個人的には思います。

去年、今西中通の自画像を四国地方の画廊から買いました。
素描として魅力ある作品で前から目を付けていました。
給料を全部つぎ込んで購入しました。

先週額を入れ替えました。
上の画像は入れ替えた後。
下が入れ替える前。
元額は６号の額で中の絵は２号でした。
絵が小さく貧相に見えます。
手持ちの額に替えたら引き締まった様に見えました。
やはり額選びは大切なんですね。

ちなみにこの絵、画廊では制作年は特に表示されてませんでしたが額縁を替えるに当たって額から絵を出したら裏に制作年がしっかりと書いてありました。
１９３３年の制作で以前持っていたサムホールの油彩風景と同じ年でびっくり！でした。

以前持っていた油彩についてはまたブログに書きます。