盃を購入

今日、松坂屋に四代徳田八十吉の盃を受け取りに行った。
先月開催された個展で購入したものだが、あいにく、私は日本酒は飲めないので、アクリルケースにでも入れて飾ろうかと思っている。
会場には、先代の三代徳田八十吉の作品も展示販売されており、洗練された色彩とフォルムが印象的だった。
私は買わなかったが、今、思えば購入したほうが良かった作品もあった。
「太古の富士」というタイトルの盃や飾り皿で、飾り皿のほうは盃と比べて幾分、安かった。
受賞作品でも同主題の大皿があったと思ったが、デロリとした毒々しい赤が印象的な作品だった。
四代の作品には、赤と寒色系、特に紫に個性がある様に感じた。
パステル調の優しい作品から女流作家によく見られる鮮烈な色彩まで非常に幅の広い作品が多く、今回は小額ながら投資のつもりで購入した。
今後の活躍が楽しみな作家である。